鹿児島県姶良市で廃校になった小学校跡地に、新たに私立の小学校の設立を目指している団体と市、地元住民らによる連携協定の締結式が行われました。
２００７年に休校しその後廃校となった姶良市蒲生町の新留小学校跡地。
この土地と建物を取得し私立新留小学校の開校を目指しているのは、保育園を運営する会社などでつくる設立準備財団です。
締結式では、設立準備財団と地元の新留自治会、それに姶良市のそれぞれの代表者が協定書にサインしました。
協定には設立準備財団が地域活性化を図ることや、姶良市が企業版ふるさと納税で集めた寄付金で支援を行うことなどが盛り込まれています。
私立新留小学校設立準備財団・古川理沙共同代表
「地に足の着いた幸福度の高い教育を模索し続ける中で、地域や学校や家庭がより幸せになっていくような動きが作れると私も幸せだし皆うれしいのでは」
私立新留小学校設立準備財団では２０２７年４月の開校を目指し、２０２６年までに準備資金となる約７億円を寄付で募るということです。
